2014年12月24日水曜日

彫り留め@洋彫り

旅するヨギーニが手仕上げで作るオリジナルジュエリー、M Style Jewelry| エム・スタイル・ジュエリーの美香です。

今日は彫り留めの年内最後のレッスンでした。

彫金スクールを2年ほど前に修了した私ですが、一般的に彫金スクールは広く浅くこんなやり方があるよ、というのを一通り教えてくれる学校です。
でも彫金の世界は、石留め、ワックス彫り、洋彫り、和彫りなどで一つの技術だけ一筋に極めている専門家の方もいらっしゃいます。

3Dプリンターの出現でいろいろな手作業が機械でもできるようになっていますが、宝石の石留めはまだ機械に浸食されていない完全に手作業の分野です。
中でも彫り留めは、和彫りでも洋彫りでも教えている学校がとても少なく、専門的な技術になっています。

私はもともと海外ブランドの宝飾品が好きだったので、通っていた学校では彫り留めは習えないとわかった瞬間から、洋彫りの先生を見つけて習い始めました。
個人でお教室を開いている先生ですが、イタリアで修行されて石留め経験も長く、石留め以外のことにも詳しい先生です。何よりもうれしいのはとっても親切で、あらゆる疑問質問に答えてくれます。

通い始めてから忙しくなると休んだりしつつ、今年の前半まではさまざまな石留めの方法の中でまだやったことが無かった技術をまず教えて頂き、秋から彫りの基礎から教えてもらっています。


始めは基礎の直線を彫り、マス留めを習い、今は彫り留めに入りました。
先週は2mmの直径で縦間隔1mmの穴を4つ均等にあけました。
今日は一番右の列を彫り始め、1列ほぼ完成です。

初めての作業をするとほとんどの場合は、「初めてにしては上手だね」と褒められます。
でも私の弱点はそこで気をよくして努力を忘れてしまうこと。
彫金の世界では専門歴な技術は身に付けるのに10年かかると言われています。ビギナーズラックではどうにもならない世界です。

彫りは初めてまだ数か月。
10年間みっちり努力し、以前から行っている地金の加工と合わせて誰からも文句のつけようがないほどの高度な技術を使った商品を作りだしたいという野望に燃えています(^_^)

自分に課した冬休みの宿題は、写真の地金にもう一列彫ってみること。
お休みの間にやりたいこと沢山でできるかわからないけど、鏨(たがね)を動かす感覚が鈍らないようにするためにもあまり間を空けずに精進します。


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旅するヨギーニがほぼ手作業で作成しているM Style Jewelry。
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